チーム誰ともでは「当たり前って何だろう」を様々な角度で問いかけ、
共生社会の実現を社会全体で促す取り組みを行なっています。
障害の社会モデルの考えである“障害は社会が作り出す”ということを体感することで、普段意識することがない“当たり前”に気づいて本当の共生社会とは何かを考えるプログラムです。
多数派と少数派が逆転した架空の社会で、“当たり前って何だろう”を考えたくなるでしょう。
共同開発:東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
これからの社会を担う子ども達が共生社会を築いていくために社会の偏りや他者へのコミュニケーションを知るための取り組みを行っています。
なおちゃんが飼っている猫のみーとの物語から、 コミュニケーション・対話をするということはどういうことか?を学びます。
社会にはどんな人が住んでいるんだろう?
みんなが暮らしやすい社会はどういう社会だろう?
今の社会はどんな困りごとがあるんだろう?
こんなことを考え・行動を変える小学校出張授業です。
新型コロナウイルスの感染拡大による新しい生活様式への変換が多くの人にとって“当たり前”を見直す機会になりました。
新しい生活様式も多数派にとっての“当たり前”が前提になっているものもあります。
大きな社会変動の時にこそ、おいてけぼりにされている人がいることを意識していきます。
型コロナウイルス感染予防のために三密回避対策や対面コミュニケーションの削減が進みました。
各業界で感染予防対策のガイドラインが策定されましたが、事業者としては、“配慮が必要な人へどのように接すればいいか分からない”、といった声や、障害のある人からは“視覚に障害がありソーシャルディスタンスが分からない”、“聴覚に障害がありマスク着用により口話が読み取れない”などの困りごとがあがりました。
高齢者や障害者の観点も取り入れたガイドラインを事業者、障害当事者らと策定しました。
企業としての推進力を高めるために同質な価値観の人たちで組織を構成する、という考えもありますが、大きな社会変動やイノベーションには、これまでにないモノの見方、捉え方が欠かせません。“当たり前って何だろう”を手がかりに企業や組織の本質を見つめ直し、組織活性化の支援を行います。
組織や従業員の無意識の前提や偏見をどのようにマインドチェンジすればいいか?
“障害”というフィルターを通すことで、企業の課題や本質がより鮮明に浮かび上がることがあります。
障害を手掛かりとしたワークショップから自社だけでは気づきにくい“当たり前”を見直していきます。
「「チーム誰とも」ではこれまでの手法や価値観にとらわれない取組みを行っています。
ここで紹介した取組み以外のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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